ラテックスって?ラテックスマットレスってどんなもの?
特有の柔らかさと高反発(弾性)が 特徴の “ラテックスマットレス” |
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ラテックスマットレスやラテックス枕はどの様して出来るの?
そもそも所謂文明社会にゴムをもたらし紹介したのはコロンブス。第二回の航海途上、西インド諸島のプエルトリコやジャマイカで現地のインディオの子供達が遊びの道具として蹴っていたボールが柔軟で大きく弾むのに驚いて持ち帰った事に始まると言われます。
このゴムの柔軟さや弾力が持つ特性やあるいは靴や布に塗布すれば水の浸透を防げる特性を知るとヨーロッパの人々はゴムの木を持ち帰りロンドンの植物園で栽培を試みます。しかし日照時間と気温、降雨量の違いてゴムの木の成育には寒いヨーロッパの地は不適格なことを知らされます。このことから西インド諸島と同等な気候環境でゴムの成育に適した地としてアジアに対する植民地政策がすすめられる中で、スリランカ、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア等でゴムのプランテーション作りが展開されました。
所謂イギリスやオランダの東インド会社の主要な産品は人工的に植林されたゴムプランテーションから採取される天然ゴムであったのです。
ゴムプランテーションに行ってきました。自然の恵み天然ラックス!
ゴムのプランテーションでは朝6時頃からブラッシング(皮むき)が始まります。
先が特殊に曲った形の鎌状の刃物で樹皮と木の幹の境目を削り取ります。
するとみるみる牛乳そっくりのミルクと呼ばれるゴム樹液が滴りだします。
先ほどまで下向きだった器を幹に巻いてある針金の皿受けに上向きにおいて樹液を受けていきます。
ブラッシングされた初期状態ではかなり勢いよく滴り出てきます。ブラッシングから採取までの作業は雨を避けて行われる為に主に乾季がラテックスの収穫期となります。
天然のゴムの木から採集される為にこの地域の雨季の長さや降雨量などはタイヤの生産料等と共にラテックス価格を構成する大きな要素となっています。
環境破壊しない、人の有害なものを発生しない!再生可能自然素材天然ラテックス。
大地、ゴムの木、光、水、自然と人があって初めて出来るラテックスの貴重さ。 石油由来の物質とは異なる自然環境を破壊せず、汚さず再生可能資源:天然ラテックス、CO2を吸収し酸素を生産し、採取寿命を終えると木材資源として再利用され、伐採後は植林されて再生されていくラテックス林の営みに感謝! |
ラテックスマットレス製造状況、発泡させてのフォーム製造過程、検品状況 3:写真は製造に使う型にセットするピンの実物です。このピンの中に高温の水蒸気を通して発泡させています。 ラテックスマットにある穴はこのピンの跡です。穴が上下貫通しているように考えられている場合がありますが上下のピンの位置はずらしてセットされており上下のピンホールは貫通しているものではありません。このピンの大きさとセットする位置によって作り出されているのが7zone構造のマットレスです。ラテックスの多孔性はこのピンホールではなくフォーム内部に形成される極小さな無数の孔のことです。孔がごく小さく無数であることがラテックスマットが暖かくもあり蒸れも感じさせない理由なのです。 所謂発泡させないラテックスや一部後進国で行われている硫黄による発泡方式等とは全く異なり、この最良の製造方法による発泡とそれに続く製造工程で作られるラテックスフォームだからこそ寝具に最適な柔らかい吸収力と高反発による柔軟な支持がどのような体型にも、寝姿勢にも対応できるのです。国内で色々のラテックスマットが販売されるようになって来ましたが製造工場で直接製造を委託し直接買取を行い直接販売しているのはSLEEPSHOPのみです。 このためにSLEEPSHOPでは販売するラテックスマットの品質、デンシティー、製造方法、お手入れ方法まで詳しく責任を持って情報開示を行う事が出来ているのです。 |
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充填し発泡させたフォームは真水で冷却したあとで乾燥ラインで乾燥させます。 この製造は多くの型を使用する近代的な設備を必要とします。ヨーロッパ製で良く見かける木製フレームのメーカー名で表示してあるものがありますが1木製フレームメーカー等で製造できるものではありません。それらのマットはラテックフォームを外部工場より仕入れて外カバーに自社名やブランド名を入れて装着して出荷しているのが実情です。 そのために実際のラテックスの原産地やラテックスフォームの実際の製造者、製造工場名などは全く明らかに出来ずその結果製造工程や品質の詳しい把握、表示はなされてないままに販売されているのが実情です。実際に表示されている数値と大きく異なるデンシティーのマットレスがユーロラテックスという呼び方で相当の価格で売られていたりしております。 |
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出来上がった自社発注のラテックスマットレスを当社スタッフが検品しコンテナへの積み込みまで確認しています。 |
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出荷されたラテックスマットは約10日で大阪港に入港します。当社では余分な流通経路を一切介さず直接輸入、通関し自社スタッフの手で荷降ろしして自社倉庫にストック管理し、お客様の注文に応じて各種カバーを装着し自社出荷、配送センターよりダイレクトに各地SLEEPSHOP店舗よりお客様へお届けしていますので安心してお求め戴けます。 この様に当社商品は原材料採取地、生産工場名の生産社履歴、輸入販売者を含めて明瞭です。 多くの場合ベッドフレームメーカー名等で表示されたり、フォームとカバーを別個に輸入して日本で装着することで日本製等と謳って要り場合もあります。(これらは違法ではありませんが正確な履歴表示ではありません。)当社はこれらを一貫して自社責任で行なっており、その分採集現場や製造工程にまで入り込み、検品から輸入に関する業務まで行うことでこれら情報を自信を持って開示しております。 |
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他のマットレスとどう違うの?
ラテックス(ゴム)の最大の特徴は、柔らかさと弾性の同居にあります。
低反発マットレスとラテックスマットレスの比較
左より その差は一目瞭然。
(3)では体は幅広くソフトに吸収され、圧力が満遍なく分散されているのが分かります。 |
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マニフレックスマットレスとラテックスマットレスの比較 ウレタンマットを真空プレスしたものが巷間”高反発マットレス”として販売されておりますがラテックスマットレスの高反発とは似て非なるものです。ラテックスの高反発は押さえたら吸収し放したら素早く戻る反発運動のことを表現しておりますが、この種の真空プレスした”高反発”マットはビニールパッキングから開封され高圧プレスの圧力から開放されてもとのフォームの形に戻る間は反発力は働いておりますが一旦フォームの形に戻れば単なるウレタンマットのフォームそのものです。従ってこのフォーム自体には吸収する柔軟さも無く体圧による凹みを押し戻す反発力も働くものではありません。同じ”高反発”という表現でこの種のマットにラテックスマットレスのような寝心地、体圧分散効果を期待されるのは大きな間違いです。
体圧分散シートの計測をご覧下さい。被測定者:170cm、60kg、50代男性
左より
吸収する働きがない為に尻と肩甲骨の凸部が吸収されず、同時に反発力も働いていない為に腰部分は浮いた状態で支えがないことがはっきりと見て取れます。
(2)の横寝でも肩と骨盤が吸収されないためにこの部分に圧力が集中し同時に脇腹には支えがないために大きな隙間が生じます。その為に時間とともに下に下がる圧力が掛かり腰や背骨に苦痛を伴う状態は仰向け寝以上に著しいことがわかります。
それに対して
その差は一目瞭然。 この種マットを買った後で”思った寝心地でない、体が痛い”のでその改善の為に”ウッドスプリングと組み合わせれば快適になりますか?”というお問合せも多く寄せられております。が同じ理由でこのウレタンの塊(フォーム)の柔軟の無さがウッドスプリングへも伝わらずその効果を引き出すに至らないのが実情です。残念ながら。。。 |
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同じラテックスマットレスでも種類が違うのはどの様な違いが有るの?
当店のラテックスマットレスは、化学物質を一切使用しない100%ナチュラルラテックスのマットレスです。天然のラテックスには抗菌作用があります。MRSA(黄色ブドウ球菌)を殺し又ダニなども寄せつけにくい性質を有しています。 環境にやさしい その意味は再生可能なゴムの木から採取される天然ゴムのみを材料として使用していること、一方で天然のラテックスは長時間紫外線に晒し続けると特有の柔らかさを無くし砂状に分解していきます。 その為に永年月の使用のあとに廃棄するとしても全く環境に負荷をかけることはありません。燃やしてもダイオキシン等は全く出さず環境を悪化させることはありません。 ウレタンやその亜種の低反発(有機燐酸トリエステルや有機砒素等成分使用)のように廃棄時に環境に負荷をかける素材とは全く異なります。 その寝心地と電磁波に晒される事が少ないこと、環境への負荷の無さからヨーロッパ各国ではラテックスマットレスは最高のマットの位置を長く占めています。 実際ヨーロッパでの世界的なフェアーであるケルンやミラノの展示会で中級以上のベッドでラテックスマットを使用していないベッドに出会うことは殆ど珍しいことです。 そのラテックスは多くヨーロッパにおいて生産されてきましたが(あれこれの化学物質を混入した物を含めて)原材料のラテックス自体は殆どがアジアで産出されます。(タイ、マレーシア、スリランカ、ベトナム、インドネシア等)当社のラテックスはラテックスの一大原産地であるマレーシアで自社工場を持ちUSA、オーストラリア、ニュージランド等へマット輸出を行っているAEROFOAM社製です。 |
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電磁波から体を守る!疲れを取るだけじゃない快眠! |
健康と快眠には睡眠中の電磁波の害を極力排除する
参考資料: 世界保健機構(WHO)は、電磁波対策の必要性や具体策を明記した「環境保険基準」の原案をまとめ、今秋にも「加盟各国に勧告する」とされています。 ●電磁波対策、初の国際基準…科学的解明待たず : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞) ●リスクの有無より対策を(環境ルネサンス5:読売新聞) ●オランダでは1時疎開(環境ルネサンス:読売新聞) 葬られた疫学からの警鐘(環境ルネサンス3:読売新聞) ●送電線VS住民埋まらぬ溝(環境ルネサンス4:読売新聞)
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機関)による品質検査済み |
eco-markを取得済み |
(アメリカ優良寝具評議会認定)による認定済み |
協議会)による認定済み |